最新情報 2007年10月

2007/10/31(水) フグを15人前食う。

猪木会長と食事、最高に美味しいフグをいただきました。
4人のはずが、3人だけとなり、フグに目がない会長は、どんどん刺身をたのんでしまい、なんと15人前に・・・
ダイエット中の私ですが、これを予想し、朝から何も食べてなかったので、ウハウハでいってしまいました。
後はカラオケ、会長の豪快?な歌を聞き、私はタイガーマスクを歌わされましたが、二人ともフグ疲れでした。

2007/10/24(水)

藤原敏男先生がまた入院した。
夜の先生は亀田の反則が幼稚園児の遊びに見えるくらいなので、記者会見を開かせて全国の被害者に向けて謝罪をさせようと思っていた矢先でしたが、実は3ヶ月前、足の手術で2週間の入院を余儀なくされていたのでした。
場所は国立の警察病院。

「佐山、水持って来てくれ!」
嫌な予感の電話が入ったのはその時です。

実は体に最高に良いという水の話を私から聞き、入院中に健康になりたいという、一石二鳥を狙い、私に持って来いというのです。
その水は大きな20リットルの容器に入っていて、電車で国立まで行くのは大変です。

それよりも私は先生が健康になって、カムバックされることが最も怖かったので、ある作戦をたてました。
容器の健康水を全部捨て、若い選手に日本酒を買って来させ、日本酒と水を入れ替えたのです。

案の定、9時間にもおよぶ手術を難なく耐え、平然としている先生を見て、私達は脅威を感じていました。
「今度は足に鉄板が入っているから、強くなるぞオレの蹴り」
・・・そうです、固定のため、先生の足にはこれからずうっと、鉄板が埋め込まれるというのです。

ガーデンパレスの松村さんをはじめ、私達は何とかしなくてはと焦っていました。

喫茶に行きたいというので、私は先生の車イスを押してあげました。
もちろん知らないフリをして、手術をした右足を壁にぶつけるためです。

「わー!」「危ない!」
悲鳴をあげながら、殺気を感じた先生は私の意図を察します。
日頃から私たちのフェイントの応酬は、常に真剣なのです。

愛想の良い女性が喫茶にいましたが、ここは府中刑務所に近い警察病院です。
お客がいっぱいになった頃を見はかり、
「先生、退院すると、また刑務所に戻らなくてはならないのでしょ?」
と大きな声で言ってあげたところ、回りの人たちの話し声が途絶え、急にその女性の先生に対する態度が、冷ややかになったのでした。

私達が帰った後、先生は水を飲むのが楽しみで、コップの水を健康水だと思い、一挙にグイっと飲んだのでした。
口に含んだ瞬間、もちろんそれは酒です。
「やられた!佐山の野郎」
と思ったそうですが、そこは先生の性、私の予想どおり、ゴクンとお腹の中にしまってしまったそうです。

病院でヒンシュクをかいながら、驚異的な回復力で退院した先生は、お医者さんの言うことを聞かないで、毎日飲み歩いておりました。
回復したとはいえ、ギブスを付け松葉杖をついての話です。

時々、先生の背後につき、何回か後ろから押したのですが、流石!藤原敏男、驚異的な粘りで倒れません。
車道を横切る時も、車が来る寸前に押してあげていたのですが、「わあ!」と悲鳴をあげるだけで、粘ってしまいます。

ある日、ガーデンの松村さんが、良い作戦があるから来てくれという連絡がありました。
「細菌を先生の足に埋め込むのです」
いつも蹴る鉄板の入った足は、その強さで皮膚に傷がついているはずだというのです。
そこへサッと細菌を塗りこむということでした。
「どんな菌でも先生自体がバイ菌なんだから、はねつけてしまうでしょう」
と松村さんが言います。
「だからこそ、良い菌を塗りこむのです」
勝ち誇ったようにイキイキと、説明に酔っていました。

松村さんの作戦はこうです。
先生のギブスは足首を固めるために、踵からフクラハギ、つまり足の後ろを固定しているものでした。
鉄板の入った蹴り足となる前面の方は、包帯だけだったのです。
そこへ根気よくスプレーで菌を吹き掛けるというのです。
良い菌ですから、周りのひと達に迷惑はかけません。

私は半信半疑でしたが、三日後先生は発熱し、一昨日病院に運ばれました。

今は、国立の警察病院の病室で、5時間の手術後、鉄板を目の前に置かれ、反省の日々を送っています。

2007/10/22(月)

四回目で初めて体験するという異常な中、ようやくスーパータイガーがナチュラルプロレスをスタートしました。
石川君には本当に感謝です。
おそらくほとんどのナチュラルレスラーが流されている中、それがどれだけ貴重な存在なのか、皆さんにも見える時期が来ると思います。

ナチュラルプロレスというのは、UWFスタイルではありません。
ガチンコに見せるものではないのです。
しっかりとプロレスというジャンルの中で、ナチュラル化させ、観客の心をつかむのです。
そこはガチができなければ不可能な世界です。

「ガチ」と「ナチュラル」と「ガチ見せ」と「順番」は、まるでちがいます。
これを把握しておかないと、マスコミに騙されます。

かつて信じていたガセネタが、団体とマスコミの手法によって、ねじ曲げられた姿だったなんて後で分かっても遅いのです。
それが夢のある姿なら良いでしょうが、ネジマゲ組がケフェに隠れてファンや相手をも騙すなんて。
しかもそれをプロデュースするヤツを絶賛しているなんて・・・!今はもう時代遅れです。
その根性でガチをプロデュースするなんて、ワッハッハです。

それでは佐山はなぜ「ガチ見せ」を造ったのかって?
当時のまったく理解のない世の中を、ガチに変動させるためでしょ。
私の後はネジマゲが一生懸命、マスコミを抱き、売れれば良いという世界に。

しかし私は、いずれガチのものとなると解っていましたよ。
当時の私は、観衆もガチのレベルになると、解っていました。
その時に、全ての真実が表に出てくれると、信じていました。

将来、すなわち現在、その違いはビデオで簡単に見分けられるからです。

そして今、格闘技はエンターテイメントの時代を経て、やりやすくなった。

ようやくファンも格闘技の見方をつかみ、そのままエンターテイメントの「格闘よろこび組」と、もっとしっかりしたものを望む人たちに分かれていき、さらにまた喜び組みが出るでしょう。
しかしそれはそれでいいではありませんか、土台の信念さえしっかりしていれば。

そしてまた、なぜ佐山はプロレスをやるのかって?

かつてケフェ利用のネジマゲ隊との戦いで、理不尽なことを言われてきましたが、「プロレスは弱いんだよね」「どうみてみもショー丸出しだよね」の言葉を、なんと格闘技を作って来た経緯も知らずに、今の私に対して言う一般の人がいるのですよ。
武道精神世界を一体とした、完璧な格闘技を創ることを、闘志に秘めていた私にはショックでした。

なんと地に落ちたことか!
よろこび組みの言うことをハイハイ聞き、基本は足の運動と器械体操と受身。
ウチのアマチュアがそれにガンガン極められる姿。
ゴッチが見たら泣くでしょう。

故郷として「ガチ見せ」ではない、プロレスの本物と言われる世界を残しておきたいのです。

また、タイガーマスクが「学芸会」や「順番」と同じと言われるのも心外です。
「第二のタイガーが現れない」ではなく、環境が天と地ほど違うのです。

私は素質があるのではありません。
当時の新日の環境に育てられ、発射台に乗せられただけなのです。

2007/10/14(月)

スーパータイガーが、ようやくナチュラルのプロレス試合をすることができる。
今度の日曜、さいたまの桂スタジオで、バトラーツ石川君が主催する試合に出場するのです。
「手かせ足かせをさせらて試合をやっているみたいです」と涙ながらに訴えてきた悔しさが、ようやく開花できるでしょう。

ナチュラルを高度にできるのは、現在石川君のところだけではないだろうか、ナチュラルは高度でなければ、ただのじゃれ合いになってしまいます。
しっかりとした基礎が、攻撃力や受けを戦いとして魅せることができるのです。

バトラーツは大変貴重な存在だと確信します。

喜び組みは別としても、もういいかげんに順番学芸会が何かを解かる時期に来てもいいのではないだろうか。

イブシ君はナチュラルが出来る選手だから、私は期待しているのです。
そんな彼にもウチのリングで順番をやらせてはいけません。

私が何回も何回も言い、ウチの館長がダメ押しをしているにもかかわらず、控え室にいくと確信犯のごとくやる、おぞましい姿。

「解からない」などと、とぼけても私には通じません。

2007/10/12(金)

「あの施設はオレが見た中で一番だ!東洋一に間違いない」
と、トルコさんに呼ばれ日光の今市に行きました。
口から生まれたトルコさんだからなあと思い、WaWaWaの阿倍会長と半信半疑で向かいました。

パインズ日光ゴルフクラブ。
着いてビックリ、ゴルフ場と温泉ホテルが隣接された、それはもの凄い施設。

トルコさんにしつこくゴルフをやれと言われましたが、昨年4年ぶりにゴルフをやり、39を出して以来、腰に悪いと封印しております。

トルコさんは呼吸と喋りが区別がつかないくらい、喋りとおす人で、半日一緒にいたらガクっと体調が崩れます。
誰か憎いヤツがいたら、トルコさんに一日一緒にいるように頼めば、病気になるはずです。

このホテルの部屋も食事も温泉も実に素晴らしいものでした。
しかも安く提供するのが会社の方針らしいのです。

食事中、ホテルの女将がオープン前で精神的に参っているということで、他のテーブルに移り15分の短い催眠療法をしてあげました。

夜は星空の見える露天でゆっくりとくつろぎ、ゆっくりとした時間をすごさせていただきました。

すると突然トルコさんが入ってきました。
徐々にその静けさが、超音波に変わってきます。

お湯の水面は波打ちだし、回りの木々はガサガサと震えだし、私も耳鳴りがしてきたので先に出て、露天とのドアにカギをかけて出てきました。

翌朝、びっくりしたのは、女将がすっきりした顔で「今まで何故あんなことを考えていたのだろう、今はまったく何もない」と礼を言われて、次から次へとしゃべりかけて来たことです。

うん?何かおかしい・・・

私は、しまった!と思いました。

そうです。催眠中、隣の席でトルコさんが安陪会長に喋りとおしていて、その影響を女将は受けてしまったのです。

トルコさんと女将!

私はサッとテーブルを離れ、部屋へ忘れ物をしたフリをして逃げました。

30分後、何が起こっているか解らない阿部会長は、めまいと吐き気が起こり、病院に運ばれ、ASD(急性ストレス障害)と診断されたそうです。

2007/10/9(火) 新しい格闘技団体

新しい格闘技団体を興す準備で忙しい。

過去の叡智をつぎ込むものとは、これまでの格闘技とはまったくイメージの違うものです。
リアルで行っている掣圏の姿ではありません。
オープンフィンガーを使った総合格闘技です。
対戦、ルール、礼儀、試合場、全てにしっかりとした、超本格的なものです。
私自身が造って来たものですが、今までの既存のイメージが、子供騙しに見えるでしょう。

プロレスはプロレスで、ストロングスタイルを完全復活させますので、御心配のないよう。
9月の試合でセミをああいうふうに作ったのは折原らしいので、次回の試合は折原対スーパータイガーをシングルでやらせます。
いきなりガチでやるという卑怯な戦法は取りたくないので、事前に発表しておきます。

2007/10/6(土)

本日はリトルタイガーのデビュー戦で、フェイスにちょっと顔を出す。

その後、友達の薦めで昭島に、うどんを食べに行きました。
何というおいしさ、地元でも名物だという。
食べ過ぎないようにカロリーを計算し、その後の食事はおさえました。

2007/10/3(水)

リアルジャパンのページに、「学芸会」について少し追記しました。

それにしても、先日の無窮塾の講演は大成功でした。
米田先生の評判は大変よく、参加者からの感動のメールが沢山来ております。

「佐山さま
昨日の無窮塾の講演は非常に刺激的なものでした。

米田先生のお話は、日本の国益に則ってなぜ軍隊が必要なのかをわかりやすく解説されていて、まろのような浅学の者にもすっきりと理解ができました。
インド洋上の給油については、なんでアメリカのためにここまでしなきゃいけないんだろうという、疑問があったのですが、洋上の安全確保という大前提があった上で、アメリカに要求すべきものはすべきという米田先生のお話はすべての点で納得できました。
アメリカに対しても、中韓に対しても言うべきことを言える政治家がいないことに苛立ちを感じていた点についても、やはり世論を盛り上げていかないとなかなかそれも思うに任せることはできないということなんですね。
そんな政治家がいないのではなく、彼らに手枷足枷をしている者たちがいるのは非常に残念です。
国益。どこの国でも第一にそれを考えているのに、日本ではそれを言えない、言ってもなかなか通用しない人たちがいる事実。
右傾化ではなく、佐山さんがいうようにただ中道的な考え方をしようとしているのに、盲目的に戦争反対、国防軍反対という輩には困ったものです。
「軍隊を持つとすぐに戦争を始める」というのは、なんと短絡的な考えなのかと。
ただ、ここでも米田先生は、そんな彼らに対して論理的に言葉を重ねていって辛抱強くやるしかないと喝破しておられました。
また、国際社会は無法地帯だという言葉は目から鱗が落ちる思いでした。
そんな無法地帯の中で、他国に認められる日本国、真の意味で独立した日本という国を作るためにも、これからも佐山さん、頑張って下さい! また、こういう会がありましたら参加します。
本当にありがとうございました」

これから週に一回、勉強会を行います。

2007/10/2(火)

本日は食事会。

本格的に格闘技に進行していく計画あり。

桜木の公開練習が講義館であった。
何やら注目をされている対戦相手とか、格闘技の方が本格化されるので、頑張ってほしい。