最新情報 2011年

2011/12/04(日) 超本物の武道

日本人であることよりも、国際人でありたいと言った政治家がいるそうだ。
国際感覚は大切だが、自国のアイデンティティーのないものを、世界は受けつけない。

ニューヨークやロンドンのような国際ヴィレッジと呼ばれる都市も、決して人種が融合しているわけではない。
各国の集合体があちこちに散らばって集合しているだけだ。
ただ国際人でありたいということは、士気のない軍が武器をほっぽり出して、敵に投降するようなものである。
このようなプロパガンダを出す者は・・・である。
ここにスパイ防止法案の難しさがある。
勿論この発言だけで逮捕は有り得ないし、締めつけてもならない。
そこに彼等は前衛的防衛から、スパイ防止法が危険だと主張する。
戦前に戻るとも言うのだ。
戦前の非常事態状況と今は違うし、米国であろうと非常時には何をしたか?
我が国の歴史観は占領史観であり、未だに継続している現状が国を滅ぼす。
それを利用する者がいることが問題なのだ。
国家に必要なのは充実した情報組織である。
民主主義である以上、国民に信用があり尊敬されるものでなくてはならない。
世界とも連帯しなくてはならない。そこに愛国心がないとどうなるかは、言わずとも知れたことである。
アメリカでは「愛国心のないCIA職委員」と言うだけでジョークになるくらいだ。
実は現在の日本の情報組織は優秀だが、政治に翻弄される。
このような輩のいる国に、CIAやモサドみたいに国家機関としてではなく、バラバラに存在するしかないのが状況だ。
忍者ごとく、小さく陰となるしかないのだ。

しかしそれでは世界に通用しない。
普遍的無意識が日本以外にある人に言っておくが、我ら日本は優秀である。
どんな状況でも真面目にコツコツとこなし、秘密情報は棺桶まで持って行く兵揃いだ。
歴史観念に騙され、あるいは普遍的無意識から、本気で反愛国ニッポン感情を抱く者は、この日本国には大勢いる。

孫子の兵法に、彼我を知れという教えがある。
彼とは敵、我とは自軍である。
敵を敵としてではなく、存在として知らねば大変なことになる。
国を守るとは、彼らのような目に見えない人々のことなのである。

何年も前に、ある国の作戦が発案された。
まずインターネットのサイバー攻撃で、日本を混乱させて正規軍を投入する。
聞いたことがある人はいるだろう。
すでにその攻撃の序章は来ているというのに、危機管理ができていない。

約2500年前の秋春時代、三国志の前、中国が混沌とした戦国時代に書かれたのが「孫子の兵法」である。
武家と呼ばれた戦争のプロが書した、現代までも最高の兵法書と言われている書だ。
考えてみれば、近代史の中国は春秋時代に近かったかもしれない。彼らは兵法に長けていて、それは今も継続中である。

かたや危機管理の無い日本。

精神基底を武道の面から取り入れる。

千年にも及ぶ、武道の礎 日本武士道
その文献や史実を基に、最強哲学の実態を分析し。
現代科学を取り入れ、世界に誇れる最強精神学を復活させる。
掣圏真陰流は日本の精神武道を、復活および創始するものである。

宮本武蔵が書した五輪書は、当時の兵法者が描いていたありようだ。
地・水・火・風・空からなる、地の巻で、一分の兵法(個人戦)、大分の兵法(組織戦)を説いたものである。
武蔵は言う。
槍の使い手は槍使い、鉄砲の使い手は鉄砲打ち、薙刀は薙刀使い、太刀を使う者は、太刀使いとは言わず、兵法者と呼ぶ。
兵法とは何か?
「万事に至りて用をなすものとすべし これ兵法の道なり」と、兵法とはすべてにやくに立つようにと説いている。
実際の役に立つように、教えもし、習いもせねばならないものだ。
技術や礼儀だけではなく、退かず折れない精神をもつことである。
それには文武両道をして不動を身につけよと説く。

掣圏真陰流はその精神部分を強調し実践する、科学武士道ともいえる。
不動心を持つことは、世の中の道理を「心即理」として得、心を磨き、歴史を知り、愛国心を持ち、精神術を取得することだ。
心を強く鍛練して初めて不動心は養われる。
私は全ての日本人にこの武道を説きたい。
礼儀と共に格闘を行い、身に付くものではないのだ。

武士道とは →平安から続く日本武士の真実
儒教とは →武士道の基底(朱子学)
陽明学とは →リーダーシップと行動学
五輪書とは →兵法者の有り様
孫子の兵法とは →組織の運用
日本の真の歴史とは →ごまかされない自信
世界の宗教との違い →精神基底の有り様
不動心とは →胆識と精神術
精神術とは →催眠法の習得

催眠もその一部ではあるが、催眠自体の誤解を解いておかなくてはならない。
催眠には能動的催眠と受動的催眠がある。
テレビの催眠術のように、犬になったり猫になったりする、行動に走るのを能動催眠と言い、心の内部環境に浸透させる、自己催眠的なものが、受動的催眠である。

催眠はそもそも自己催眠だが、掣圏真陰流では他者と自己を問わず、内部情動の環境を変えるものだ。
不動心やそれ以上の波動にするものである。

真の武道とはそういうものである。

2011/11/23(水)

武道は真の人間形成である。
生きる道理を知り、己を高め、不動心を身につかせるものだ。
人間形成は歴史を学び、現代と未来に確信を持つこと。
儒教や陽明学のような人格学で、物事の道理を修養すること。
兵法書(「五輪書」や「孫子の兵法」)などで、生きる術を学ぶこと。
最新の精神科学を学ぶことで等ある。

掣圏真陰流の場合、居合や体術も、このすべてに含められているところに、真の武道の姿がある。
過去を知り、道理を知り、常に最前線であるべきなのだ。
これらすべてが不動心を養うものである。

朱子学と陽明学は対峙している。
「格物窮理(かくぶつきゅうり)」と「格物至知(かくぶつちち)」
「性即利(せいそくり)」と「心即利(しんそくり)」

朱子学の「格物窮理」とは、万里の物と事(事物)には、真理を形成する道理が備わっており、自分がその理を極めることにより、事物の理も極められるという教えである。
江戸時代に全盛を迎えた日本の朱子学は、神道の先祖崇拝と合体し、独自の朱子学となったようだ。
また、幕府の全国支配の秩序維持にも使われ、封建制度はより一層確立された。
かくして自立性は押さえられたが、各様々な事へのプロ意識は高まり、今日まで続いている。
この時代が日本人の気質を作ったと推定される。

陽明学の「格物至知)」とは、「事物に本来極められたものはない、自分の心と良識が、事物の道理を極める」のだというもの。
自分の中に備わっている良識を、興すこと「至知」
それによって事物を極めること「格物」
陽明学は行動学とも言われ、知識と行動を一致させる「知行合一」という言葉も有名である。
人は知識だけではダメ、知識は見識となるがそれもダメ。見識は胆識となって初めて使えるもの。
陽明学を学んでいた吉田松陰は、さらに行動の極めとして「狂愚誠愛」を唱えた。

宮本武蔵の「五輪書」は、「一分の兵法(個人の兵法)」と「大分の兵法(団体の兵法)」という、武道の真髄を解いたもの。
槍を使う者を「槍使」い、鉄砲を撃つものを「鉄砲うち」、刀を使う者を「刀使い」とは言わず「兵法者」と呼ぶのはなぜか。
「一対一でも、一対十万でも同じこと」
「万事において、用をなすものすべし、これ兵法の道なり」
晩年期、武蔵は武道の真髄に気づいていた。

「大分の兵法」というと、武蔵もさることながら、中国には十三遍からなる「孫子の兵法」がある。
世界の偉大な勝者がこれを読み、読まなかった者が嘆いている。
約二千五百年前、三国志を向かえる時代の前、戦で混乱していた春秋時代の、戦争プロフェッショナル「孫武」が書いたもの。
私の所で学べば分かるが、恐ろしいほど緻密である。
現代でも会社の経営には絶対不可欠であろう。

それよりも中国にとって近代とは、春秋時代と同じようなものだっただろう。
彼等は絶対に兵法に長けているはずだ。
孫子の兵法は国に限らず、相手もこうして来るという読みにもつながる。

私たち日本人は危機管理にうとい。日本の情報組織はそれなりに凄いと聞くが、何せ国民が支持しない。トラウマと平和ボケした哀れな民族である。
私を含めて、民衆は民衆化すると愚民となることが多い。
何々さんはどうのこうのという前に、自分なのである。
まともな政治家がいても、世論がまともではない場合もある。
それを知るためにも、真の歴史と、それにつながる現代の流れをつかまなくてはならない。

すると本当の危機感が解ってくる。

2011/10/31(月)

義を第一とする掣圏真陰流で、礼とは、義に付随する最も重要なものである。
もはや礼は礼儀ではなく、義者を表す「礼義」としてあるものだ。
掣圏真陰流でなくとも礼は、倫理的規範で最も重視されたもので、仁を表すものでもある。
近頃の日本人は、最初の挨拶すら出来ない者が多すぎる。
掣圏の「礼義」でなくとも、礼儀を知らないのだ。
不良のカッコをしている若い馬鹿しかり、偉そうなカッコして、社会的地位にあるような輩しかり、自由主義を背景に、うつけものが堂々と生きている。
治安の悪かったニューヨークが、割れて放置された街の窓ガラスを直して、治安が良くなったが、日本ではどこも窓ガラスは割れていない。
国が滅ぶのは、ここから正さなくてはならないのだ。
私は礼の無いものに容赦しない。
といっても無視するだけであるが、時には・・・ やる。
「殺る」じゃないよ。
武士道を志す者、集結せよ!
原理主義と自由主義、義と仁、両者のレールが揃って、列車は走る。
そんな社会になれば良いね。
すべてはここから始まる。

佐渡から。
眠たい。

2011/09/19(月)

何てことだ!最悪の情報漏洩。
こんな国に誰も同盟なんか組みたくもないだろう。
戦争アレルギーを背負う我々は、絶対的な何かを見過ごしている事が、見えていないのだ?
国民はスリーSばかり、 まともなことを言うと、即アレルギーを起こす社会、よって本物と偽物の見分けもつかない社会。
平和ボケもいい加減にしろ!と嘆いている人はいるのだろうか?
そう思っている人も、心の中で、革命なんか出来ないと沈み込んでいる。
明治の革命家達から見たら大笑いである。
その者達に言いたい。壁が大きすぎると諦め、乗り越えられないなら、偉そうな事を行って邪魔をするな!
明治にもいただろう。攘夷や到幕を見て見ぬふりをし、ああだこうだ言葉にするだけの者。
何度も言っているつもりだが、この国に必要なのは、真の自主自立と武士道精神である。
武士道は野蛮なものではない。
自主自立して和の心を造るのが真実だ。
和は平和ボケでは造れない。
スパイ防止法案の無い国。事実上の統帥権の無い国。
自由を履き違え精神基底を無くした国。 このままでは潰れる。
何が起こるかわからない時代、どんな時代もそうである。
東アジアは世界で四番目に危険な場所だ。
危機管理こそがこの国を救うのだ。
何故わからないのか?ニッポン!

2011/09/12(月) 「武士道というは死ぬこととみつけたり」原理主義 と フリー主義

若狭先生と五輪書と、孫子の兵法と陽明学を学び、今何が日本に一番必要なのか、割り出してみると良い。
すると最新精神科学、掣圏真陰流が全てを造る。
単に武士道と言ってもその実態を知る事は難しい?
戦後の私達には想像も出来ない、我が国が千年にも及び育てて来た至高の原理主義である。

原理主義とは「こう生きなさい」と定める生き方をするものだ。
礼儀、人を助ける、殺してはならない、犯してはならない、盗んではならない、きちんと生きる等、数々の教えがある。
このように定める生き方は宗教だけではない。
先人達が造り上げて来た風習や習慣が、原理となり今日まで育ってきたものもある。

逆にそれらに捉われず、自由にやりなさいというのがフリー主義である。
勿論、自由主義にもモラルはある。
それは原始の時代、まだ人が集落を作る前、平和な環境で穏やかに暮らす時の状態がモデルである。

現代では両者共に自由と平等と博愛を主旨としているものが多い。
構築された原理主義を目覚めさせることは良いことかもしれないが、心の軸が無くなることを予知しなくてはならないし、原理をフリー化することもは、弱体化へ原理化することを忘れてはならない。
それらは意図的な方向へ誘導される、心地よい言葉であるからだ。

欧米フリー派は宗教や文化を否定した、共産主義の原点であり、アメリカ自由主義に多大な影響を与えたものと知る人はあまりいないだろう。
戦前・戦中・戦後、日本はソ連と米国の両方からこの影響を意図的に受けていた。
またそれが、キリスト教啓蒙思想における世界の流れだったのだ。
勿論、世界の情報に疎い日本人はそれを知るよしもない。

何事にも通じる、わが国の危機管理の甘さである。

戦後、何よりもまず日本の原理主義は押さえられ、フリー主義の牙城となっていった。
戦後、民主主義を教えられたとされているが、実際は米国フリー主義派のモデルケースだったのである。
戦後の米国が共和党政権下であったならば、良くも悪くも今みたいな状況にならなかっただろう。

世界は形而上の原理主義であるが、日本は形而下の原理「武士道精神」が基底となって、文化や生き方の基本となっていた。
奥ゆかしさ、謙虚、礼儀正しさ、芯の強さ。
内に秘める美徳の文化である。

キリスト教が愛で構築された教えなら、武士道は崇高な死で構築された教えである。
死といっても内に秘める証拠としてあるもので、恥を美徳とする由縁となっているものだ。

現代日本では封建制度を肯定するべくもないが、崇高な死を賭しての封建制度を体験した国民の民度は高い。
切腹は、江戸幕府三代将軍の時代まで追腹が後を絶たず、ようやく武家諸法度で規制された次第である。
当時の国の長である藩主が死ぬと、家老などの重臣が皆後を追っていた。
「武士道とは死ぬこととみつけたり」で有名な「葉隠」も、このころに書かれたもので、山本常朝はこの追腹禁止令を嘆いている。

両者は愛と崇高なる死の文明で大きな違いがあるが、規範の部分で非常に似ている。
例えば人々が困っているのを見たとするなら、彼らは愛の原理で助けるが、武士道は死の原理で助ける。
もし武士がその場を見て見ぬふりをしたとすると切腹ものであるということだ。
死ぬまでも無いものは、恥の概念として定着していった。

明治に来た欧米人が日本人の規範の高さに驚いたのは、石門心学等で、庶民にまで浸透した武士へのあこがれであったのだ。
戦後、日本が文化を止められた中でも、当時の米国が最重要に仕留めようとしたのがこの精神基底である。
マッカーサーは国家神道を崩すために、キリスト教の聖書を1000万冊日本に持ち込んだ。
国家神道は崩されたにしても、国民の親天皇は崩れず、キリスト教化もされなかった。

かくして日本人は両者とも受け入れない中途半端な状態となったが、ある勢力がそこへ付け込む最高の現象となってしまったのだ。
GHQの中で白洲次郎が戦ったのもこの勢力である。
白洲は原理派を使って民政局のフリー派を解散へ追いやった。憲法を強要された後のことである。

しかし全てを排除できるわけも無く、深く日本社会に浸透し、いつのまにか日本人は精神基底を失っていくのだ。

一神教の原理主義は凄まじい。我々には考えられない基底である。
ブッシュ大統領やDNAの科学者でさえ、進化論を認めない。
彼等が天動説を認めたのはつい近年である。
教会で教えられる聖書に基づいた、モラルや礼儀作法は確固たる人格を造り出している。
六本木などで困った人を助けるのは、決まって彼等である。原理を無くした日本人は見て見ぬフリする。

逆に言えば厳粛な一神教正義の環境に、フリー派は何百年も戦ってきたのだ。
彼等はあの戒律厳しい時代に、高校生にさえ性の解放を行った。

当時の情勢をみて現在を見れば、武士道がなぜ止められ、なぜ今、新生武士道基底を復活しなくては大変なことになるかが解る。
勝者による戦後占領政策は、武士道イコール軍隊精神、軍隊イコール悪と、徹底的なプロパガンダがしかれていったのはご存じの通りである。
敗戦した国民は当然愚民と化す。これはしょうがない、情報が一通化されるからだ。

その占領政策で支配しようとしたGHQの人達のほとんどが、ルーズベルトと共に思想形成された、フリー主義の人々だったことを知る人は少ない。
ルーズベルトの婦人も、ウーマンリブの当主であることは有名だ。
米国の一般の人々はルーズベルトの事は好きでも、知識人の間では語ってはならないことになっている。

このフリー主義の起こりというのは、長きにわたって差別を受け、平等思想の原点を司り、アメリカに渡った人々のことだ。
その中に紛れ込み、日本に戦争を誘発した元凶、もうひとつのハルノート(実際のハル長官のハルノートは日本に送られていない)を作成したハリー・ホワイトは、戦後の赤狩りでソ連のスパイとして自殺に追い込まれている。
当時のルーズベルト政権はフリー派と共産主義者とソ連のスパイが、入り混じっていたのだ。

欧米フリー派のルーツは、東欧での虐殺も含め、あまりにも厳しい差別の中から、平等を思想した人々である。
19世紀まだ戒律厳しいキリスト教観念の中、全ての自由と平等を訴える、共産主義の原点だと知る人は少ない。
家族制度の崩壊(母親は父親の奴隷ではない)、家事の解放、性の解放、権利主義の崩壊、反権力とカッコつけ、軍隊や警察への尊敬度の崩壊も然り。

自由・平等・博愛をスローガンにしたフランス革命の成功は、その後ロシア革命でも成功したが、スターリンに追いやられ、ドイツで再構築しようとして、ナチスに迫害され、アメリカに渡りハーバート大学やコロンビア大学に根を下ろし日本にやって来た。
ハーバート白熱教室のサンデル教授も次世代のフリー派の代表として有名である。
ルーズベルトの周りには内外部を合わせて、約500人もその関係者がいたという。
日本国憲法の基本も彼等の先人が造ったワイマール憲法である。
GHQ民政局のコートニー・ホイットニー、チャールズ・ケーディス、女性の目からという観点から選ばれた、当時、二十歳の女子ベアテ・シロタ・ゴードンしかり、フリー派が造った憲法なのである。
やがて占領期間、日本の法曹会とマスコミに根を下ろし、今日にいたっている。

勿論、今の日本では原理主義は無いに等しい。
だが世界は原理主義とフリー主義の両方の線路があり、二つのレールがあって安定し、電車が走るように社会が動いている。

アメリカでは約4000万のキリスト教、ユダヤ教、モルモン教、イスラム教等の原理主義者がいて、そうでない人々にもかなりの影響を与えているのだ。
大統領でさえ聖書に手を添え宣誓する。

日本人は世界が原理派とフリー派の、両方があることさえ認識していない。
かくして高校生の規範は乱れ、貞操観念や性病は抜きん出て世界の先進国のトップ。
マスコミはフリー派のオンパレード。外国人が見たらひっくりかえりそうな内容ばかり。

日本では諸外国の、同性愛や中絶や麻薬などの開放をうたっているデモを映し、いかにもこれが世界だといわんばかりだが、実際は原理派のアンチ同性愛、中絶、モラルをうたうデモや社会制度のほうが凄いのだ。
アメリカの無宗教者は16パーセントに過ぎない。
特筆すべきは、米国が両方を認めている社会であることである。
両方があって社会という列車は走るのだ。
伊達政宗は「義が強すぎると国は固くなりすぎ、仁が強すぎると柔らかくなりすぎる」と説いている。流石だ。

しかし日本のマスコミや社会は、あまりにもフリー派に侵されている。
全てその時代の米国民主党フリー派による、戦後政策の影響である。

我々は未来に向かって進まなければならない。
大東亜戦線を、ああされたこうされたというだけではなく、将来を見据えて分析するべきである。
スパイ防止法案もない国、事実上統帥権の無い軍隊、まとまった中央情報組織の無い国。
それらを支持しない国民。
真の自立とはそういう壁を突破した時だ。

過去と世界を分析し、日本が生きる道を模索して、世界秩序に生きなくてはならないのである。
キリスト教の普遍的無意識、ユダヤ教の普遍的無意識、イスラム教の普遍的無意識、中華の普遍的無意識、印パの普遍的無意識、
もし我々現代日本がフリー派だとするなら、敵にお腹を見せて世界で孤立していくのだ。

サミット等で誰がこんな国を同等とするだろうか?
世界は舌を出して、フリージャパンを絶賛するかもしれない。
それが彼らのモットーでありプロパガンダであるからだ。
しかし彼らの源流は原理主義なのである。

一普遍的無意識では生きていけない。
しかしフリー派に浸かり、社会をボロボロにし、国家の体を崩すのは、世界の物笑いである。
それで良いという者もいるのだが、世界が見えていない輩である。
危機管理が見えず将来を廃墟にさせる愚信はいらならない。

忘れ去られた正義思想を少しでも構築しなおし、国を自立独立させる。
そんな社会が来るべく人材と危機管理機構をいち早く造らなくてはならないだろう。

宮本武蔵は言う。
槍を使いこなす者を槍使い。弓を射る人を射手、というが、刀を使いこなす人を刀使いとは言わず兵法者と呼ぶ。
兵法とは刀を魂とし徳を得る事、個人と集団があり、武蔵が重んじたのは集団の国家観念であった。
また、兵法の道を好く人は稀れ(兵法の道にはすく人まれ也 )と説く。
それは人々が危機管理を嫌っても、責任をもって行なう人がいなければ、何人の生命の安全はもとより、国家の治安も維持できない。
絶対的に平和な世界国家がいまだできてない段階において、防衛力なき国家の自立はありえないということだ。

刀は精神を造る上で、最高の武器である。
実際の戦で刀はあまり役に立たない、しかし武士の象徴であり、魂を宿す上で史上最も優れたアイテムである。
居合では刀の神秘さを丹田で表す。
現代の科学で、丹田に何がしか宿るという神経説は無いが、心理学のペルソナ(仮面)で見てみると、さすがだなと思う次第である。
堂々とした姿が映し出され、腹こそ姿勢の魂だと仮面がかぶれるのだ。
儀式で清め造り出す、魂のこもった70数センチの美しい刃。
日本刀で丹田を決め抜く侍の姿は、心が締められ、魂が潜在意識に構築される。
キリスト教の人々が十字をきるのと、居合が日本刀で抜く状態はよく似ているのだ。
愛で神にすがる姿と、強い魂を自己に造る事との違いはあるが、両者とも潜在意識に入っていき、規範という人格を造り上げるのである。
居合が刀を抜く姿は、ブレない不動の魂を造り出す。
土方はもう刀は使えないと近代戦を悔やんだ。しかし彼をはじめ武士の魂は刀と共にあった。
新生サムライは兵法者として魂を造るのだ。そしてそれは国家観につながるのである。

孫子の兵法やマキャベリズム的に国や社会は油断せずにあるべきだが、見すかされた時、最後に生き残るのは、五輪書が語る人格だ。
孫子の兵法をしっかりと勉強し、五輪書で見ぬき、陽明学で対応し、最新生理学で堂々と対処すれば良い。
これが新生武士道、掣圏真陰流である。

掣圏真陰流 総監 佐山 聡

2011/08/10(水)

武士道精神にとって、中心かつ最も厳格な教えは「義」である。
義は打算や損得のない正しいものの道理であり、サムライとしての原理原則思想なのだ。
真に義を貫く事が己に構築されたならば、サムライとして自立した者である。
それは「頑固なまでに」を遥に越え、信仰の対象であるが如く、構築された貫きの姿である。
侍が自立する元服が14歳であるから、精神基底を無くした我々日本人には程遠い世界だ。

自立した基底の奥には死があるが、信構したサムライにとって、死は怖いものではなくなる。
義を至高のものとした証明であるからだ。
義がブレなければ死はブレない。
死がブレなければ義もブレない。

そもそも武士道とは義・死・勇が確固たる構築をされたものである。
自己の中心に軸があるのだ。
キリスト教信者にイエスやヤハベという軸があるように、武士道には義がある。
ただし武士道は性善説での形而下のものだ。
義を精神基底としたもので宗教ではない。
己が義を信じて精神を造り、自立しなくてはならない(信構)。

「葉隠」の「武士道というは死ぬこととみつけたり」とは、
死ぬ覚悟で臨めば何でも出来る、というものではない。
毎日、死を意識して臨めば、サムライとして澄みやかに生きることが出来るというものだ。
常に自己の中心にイエスがいるように、毎日、義からなる死を中心とするということである。

サムライが持つ、何事にもプレッシャーを受けない不動心人格が顕れる姿である。
義のためなら金も地位も命もいらずというものだ。
そのような者が国家中核にいるべきである。

礼儀をわきまえ義を通す。
義には義、愚には狂愚、狂には狂。
これがサムライのプリンシプルである。

一般の方は、お金を儲けても、地位を得ても結構!義を抱きナンバーワンになれば良いのだ。
無宗教と言いながら、お金の上にお金がある魂ではネイシン者になる。
ずる賢く打算的なネイシン者にはなるな!
このような者をサムライは一番嫌う。
プリンシプル!これが現代の資本主義に生きるサムライの姿である。

現代に武士道で生きる我々だが、礼儀正しくマナーや服装にうるさく、匹夫の勇者やねいしん者を毛嫌いし、義に生きるのだ。
歴史に精通し、義を構築し、精神術をマスターし勇気の行動に出るのである。

精神基底も無いのに、自由・平等・博愛を弱化に向け歌い続ける愚行。 正義があるから困るとか、戦争が起こるなどと、弱化の道を堂々と諭す心理学者。 情報リテラシー出来ず、ワンワールド思想に化かされている者。 原理主義がなければ国は終わってしまう。 両者があっての国家なのだ。

そうすると本当にスリーエスがバカらしくなる。
格闘技界は私の行動が理解できないらしい、数人の打算者とネイシン者が私を追い出し、私がすねている思っているらしい。
大笑いである!
私が問題に思ったのは、他の義と勇のない者たちの姿だ。義が構築されてない、この国自体を恐れたのだ。
ネイシン者や打算者はいずれ、歴史が証明する。
しかし義の消滅は国が滅びてしまう。
国家のためなら死にブレず義を通す。
これが真のエリートである。
このような姿は国家に尽くす者の心である。
ただし一般の方々までが全てを構築する必要はない。

私が創っている新生武士道とは、
国家エリートのためのもの。一般の方々。教育と分けている。
義の価値観はそれぞれ違ってくる。
一般の方々には義・礼・勇となり、精神基底を重視し、真の強さを体得し、武道という誇りを持てば良い。
アメリカの笑い話がある。
「愛国心のないCIA職員」
これで大笑いとなる。

2011/07/30(土) 幹細胞治療を受けて来た!

約4週間前、約120万から130万の、私の若い時のDNAを取り出し、何と1億4千万まで培養して、今日の午後、静脈より入れなおしたのだ。
今、体には幹細胞が溢れている。

昨年の後半から、膝は最悪の状態だった。厳重にサポーターを巻いて、ごまかしながら試合をやっていた。
前回のリアルで体が動いたのは、しばらく試合をやってなくて膝が調子良かったのと、藤原先生のせいで逆流性胃炎になり体重が減ったからだ。

しかしごまかしはそう長く続かない、練習が出来ないからだ。

そしてついに踏み切った。

そもそも友人が糖尿病でヘモグロビンが12近くあったのだが、その治療をして4.7まで下がったのをこの目で見ていた。
最新のDNA治療と言われた。
その後、友人は脳出血を起こし、またまた幹細胞を打ち一週間で退院して来た。もっとも早く治りすぎてうつ状態となり、私が催眠療法を施していた。
この治療の効力を良く理解していたのだ。

幹細胞とは字の如く、幹の細胞である。
人は命という細胞から、それぞれ人体の各箇所を造る細胞、幹細胞があるという。
大元の命の細胞は再生しなくても、この幹の細胞は再生するのだ。
指やおっぱいが生えてきたりする、テレビでも時々やっている再生医療というやつである。

私の場合、幹細胞を入れた数時間は何も変化は無かったが、夜の9時ころから目がすっきりして来た。 勿論、藤原先生につかまり、ウダウダやられていたのだが、目と気力だけは全然落ちない。
今も体がスカッとしている。
幹細胞は体の悪いところに寄って行く、内臓なども再生するので自然に心身も充実してくるのだ。
私の場合、膝のじん帯だが、これがついたら怖いものが無い。

先ほどから点滴を入れた個所の筋肉がブルブル震えだしている。
おそらく幹細胞を入れたときに傷ついた注射の後を、幹細胞が何かしら施しているのだろう。
まだ膝までは来ていないようだが、アキレス腱の断裂が三日でついたという症例もあるようだ。

体の細胞が若返り膝が良くなると、何が起こると思う?

早く災害地に行って凄いタイガーマスクで喜ばせてあげたい。

頭の回転も良くなり、武士道をさらに突き詰めていきたい。

2011/07/19(火)

なでしこジャパンおめでとう! 頑張ったという人も多いだろうが、私の観点は彼女らにバカがいない事だ。

格好をつけたり、マスコミ受けしようとしたりせず、道を真摯に突き詰めようとしている姿勢が素晴らしい。

メディアリテラシー出来ないバカが出ないよう祈るのみである。

女子サッカー界は良い!注目してみよう。

2011/07/01(金)

佐山サトル創始の掣圏真陰流がどういうものなのか、解っている人はいるでしょうか?
イメージを聞かせて下さい。

2011/06/04(土)

元参議院議員で元防衛副大臣の、米田健三先生とは、ある会合で私が壇上で喋った後、
「これ程、真の歴史を知っている人は、私の知るかぎり政治家の中でもごく少数です」
と最初に言ってくれ、親交が深くなった。
先生はある大学の歴史の先生でもあったし、大東亜の真実も深くご存知である。
私の著作「佐山原理」の第一章は、先生にチェックを入れてもらった。

そしてなぜか武道掣圏のコミッショナー、榛葉前防衛副大臣も私の仲間である。
自民党と民主党の違いはあるが、榛葉前副大臣も、防衛に関してはかなりの知識を持ち、国の事を深く考えている。

二人と話すと大変面白い。
どんな人よりも現国家情勢の真実を知りつくしているからだ。

何度も言っているが、日本人の多くの人と哲学(義)の話は出来ない。

哲学と言っても難しいものではない、海外へ留学した人の多くは、帰国すると自国の情勢に興味を持ちはじめる。
そして海外の人と、日本の国民とのレベルの差に驚き、或いは「こうなってほしくない」とも思う。
主にマナーと正義観念と国防意識である。

勿論、フリー主義に侵されている者も海外には大勢いる。
日本はマスコミによって、そこばかり注目を与えられているが、一般の人は決してそんなことはない、しっかりとメディアリテラシーが出来ている。
これは社会主義とか自由主義とかの問題でない。
彼らは宗教観によって保たれているのだ。

「義」の構築は、神がトップで信者はその僕である以上、民は横社会であるべきという思考が当然である。
神があっても神頼みくらいの我々「性善説」では、社会や親が子供達を造る縦構造でなくてはならない。
それを穏やかにやりなさいと説いたのが、本来の孔子の儒教である。
目上の者を尊ぶのは当然であるが、実は目下の者への尊びが真の姿だ。
陽明学は徳をつむ人間を造るものである。

ただ単に格闘技というレベルに、既に私がいないことは皆さんもご承知だろう。
ようやく神楽坂で私の講義を聞いて、佐山武道の世界を桜木が掴んで来たようだ。
私の居合は格闘居合術とも言われているが、本筋が精神居合術であることは、受講されている皆さんは良く分かっている。

体術では、おそらく世界屈指の指導技術であろうが、人間を造らなくて何が武道か。
「俺の技術は世界一」なんて本当に思って、指導している馬鹿を良く見かけるが、どうであれ人に教えるのは、チャンピオンを作るにしても簡単なことである。

技術で私が屈指と言われるのは、継続者達が継続者を教えるために、技術を分析してやってきたからに過ぎない。それは何の徳でもなかった。
「義」の馬鹿を造るつもりは全くない。私の生涯は人間を造る武道にかけること、スパイ防止法案も含め、情報組織を日本に造りあげ、この国をまともな独立国にするこ とである。それは既に志ある政治家達と動いている。
生徒には精神基底と不動心とエリート帝王学を学ばせ、日本の将来の土台を作ることである。

神楽赤では初心者に、十五分間、基本的な礼儀作法を徹底させる。
次に3〜40分間、座学と士禅が始まる。それらは私が直接講義する。
士禅で精神集中が構築された後、精神居合が始まるのだ。
皆が意欲満々となって行っている。
どんなところに出ても退波に動くことないエリートを造るのだ。

勿論、普通に入会して自然に凄いと感じている人の方が多く、充実感にしたらされているだろう。

佐山イコール格闘技と思っている人には、編集者を始め驚愕となっている。
プロレスをやり、武道掣圏を主催しているのに、なぜ神楽坂では佐山が真剣に、アマチュアの弟子を直接教えているかって?

断言する、掣圏真陰流は格闘技ではなく精神道であり、武道掣圏は武道であるからだ。
格闘技だけなら私自らは絶対に教えない。そんな暇もない。
今は少数の人だが、自己を構築するという、私の掣圏真陰流が解れば皆理解できる。

しかるに初代タイガーマスクは絶大なる人気を頂いている、そのファンは絶対に裏切れない。
プロレスの復興は意地でもやっておきたい。
下関では市を上げてのビックイベントが決まった。この日に向かって本物のタイガーを見せて上げたい気持ちでいっぱいだ。

神楽坂のホットサンドは強烈である、体型的に来年五月まで大変楽しみである。

おかしいでしょ?佐山とタイガーマスク。
だから私の実態を掴んでいる人は中々いないのです。

掣圏真陰流 総監 佐山 聡

2011/05/27(金)

刀が持つ気は素晴らしい。

武道の「武」は上の部分が、武器である「鉾」を意味し、下の「止」は足偏であり、武将たちが鉾を持って行進する勇ましい姿を表した文字なのだ。

刀は武器である。

刀を使うのだから、本来なら殺気と言うべきなのだろうが、掣圏真陰流は人を切るためのものではない。
自己を構築するための刀である。
殺気が凄いのではなく、不動心が生きた精神居合術なのだ。

掣圏真陰流では変性意識をつくりだし、一点集中が定まった時、その神聖な武器を堂々と抜き打ちして振る。
必ずしとめるというイメージの元、無意識に不動心と「勝つ」集中力を構築するのだ。
サードアルファー波の状態である。
リラックスの中から、集中波が生まれる一点集中型変性意識状態である。

このように神聖な武器を使った自己催眠では、不動心人格が無意識に浸透する。
我ながら本当に素晴らしいものを創ったと思っている。

禅は一点集中だと言われている、全てを無にするのだ。
催眠状態で自律神経が安定し、煩悩が無くなり余計な事を意識せず無になる。

掣圏真陰流では居合の前に士禅という自己催眠的禅を行い、変性意識を与えて一点集中を暗示した中、敵との間合いの圏で抜く。掣圏である。

何が内側に起こり構築されるか、おわかりいただけるでしょうか。

勿論、礼儀や作法も、変性意識の構築のもとである。

武道掣圏もそうですが、神楽坂スタジオも異種独特な環境にあるのは、私の意図とするところです。
体術は型ではないので、精神構築ではなく私の技術に裏打ちされた実戦のものです。

それよりもこの掣圏真陰流には日本がかかっている、必ずやりとげます。

武道掣圏はこの思想が反映されてくれれば良いのだが、大問題になってる。続きは次回。

2011/05/22(日)

膝の調子も良くなってきたようです。
さらに神楽坂スタジオのホットサンドで練習ができるようになりましたので、この二日間連続でバック叩いています。

ホットサンドとは神楽坂スタジオの一つで、40度前後の特殊な部屋にサンドバックが三つおいてあります。
そこでサウナスーツを着て、サンドバック練習するのです。

熱風の噴出口に近い一番右のバックは鬼門ですが、それぞれ3分で移動しています。
これは痩せる!まだ一般には開放していませんが、まず私が20キロ痩せて各システムをチェックして公開したいと思います。

初日が37度から40度、今日は40度から42度で30分打ったので大変でしたが、明日は40分やろうと思います。

サウナ行くよりすっきりしますね。
しまった、水風呂造ってもらうんだった。

二日でもう4キロ位痩せています。
24日の掣圏には5キロ以上は痩せて、29日の長野では10キロ痩せているでしょうね。
長野のファンの人楽しみにしていてください。

格闘技にあらず、スポーツにあらず、掣圏真陰流は大変好評です。
居合が居合でなく、体術が体術でなく、禅が禅でない。

すべてが掣圏真陰流に基づいた精神学になっているのには、取材で来られた方々に驚きを与えているようです。

掣圏真陰流本当に毎日が面白いです。

2011/05/17(火) 私の弟子像

主体性を無くし、メディアリテラシー出来ず、現国家真実を気づいている人は皆無。

自由を勘違いしている国。
それだけならまだ良いのだが・・・・、
フランクフルトシューレに侵され、精神的機軸が冒されて、この国の復活はあるのでしょうか?

この度、掣圏真陰流は政治的高レベルの大顧問団がつくことになります。
その同士一同と、この国の新秩序の礎となるつもりです。

礼儀、哲学、マナー、道徳、文化、歴史

私達はこの国の精神基底軸を造りなおさなければなりません。
多くの人が気づいていても、原因も方法も解らないまま流されていくだけの今・・・・

自由とフリーセックス、マリファナ賛成、ゲイやレズの自由、男女の役割の解消、家族制度の解消、愛国心の解消、文化の解消、様々な格好をしてデモ行進する人々。

一方、キリスト教原理主義の国、アメリカでは赤ちゃんの堕胎も反対など、きちんとして生きる事を主義とする人々がもの凄いデモを行います。

両者が揃ってのバランス世界なのです。
柔らか過ぎてもダメだし、堅すぎてもダメなのです。

先進科学と実行力の国アメリカでは、MRIの開発以降、男女の脳がどう機能しているかを実践しています。
一年前で既に500校以上が、男女の教室を分けてそれぞれに合った方式で授業を行っているのです。
ジェンダーを理解したうえで、男は男らしく、女は女らしくと教育しているのです。
日本のジェンダー教育とは真逆ですね。

一方的にスリーS化され、フランクフルトシューレに圧力をかけられたマスコミによって、勘違いさせられているこの国は、前者のみを信じ、テレビでは中性人間のオンパレードです。
国民はフランクフルトシューレが関与していることを知りません。
おかしいと思いません?ワンワールド推進している人々の実態は、原理主義を貫いているのです。

高校生のアンケートにそれは出ています。
結婚する前のセックス観です。
自由の国アメリカでも、半数が反対。中国や韓国は75パーセント前後が反対、日本だけが33パーセントの反対という始末。
援助交際が大問題になり、十代の性病のパーセントは異常。
こんな国になっても、誰も動かないのです。

そしてこの国だけに、スパイ防止法案がなく、軍隊もなく、情報組織もない。
勿論私は戦争推進派ではありません。
こんな状態で、まともな外交をやれといっても無理なのです。
情報もない軍隊の統帥権もないでは、どんな政治家がどこに行っても、都議会議院が来ているようなものです。期待する我々が馬鹿なのです。

戦勝国にウソの価値観を植え付けられた戦前の真実を知った上で、戦後の人々とどちらが本物だったのでしょうか?

とにかく私がはがゆいのは、多くの日本人とは哲学の話が出来ず、外人とは何時間でも真摯に話し合える事です。
先日コロナビールのアジア支社の社長と4時間も話し込んでしまいました、大変な人物です。

この国が動けないのは、決しておとなしく礼儀正しい国だからというのではないのです。

米田先生や若狭先生とよく話すのですが、大きく転回するには国民の哲学意識が重要です。それにはこうなってしまった原因を早く気付いてもらうことです。

私達は性善説を生きる民です。
性悪説を唱える一神教の民ではないのです。
性悪説と性善説は同レベルではありません。
人は元々性悪なのです。
それが神と契約し下部となる方式が一神教で、親や周りの大人の下部となって構築されるのが私達なのです。

よく西欧の横社会がうらやましく、我々の縦社会が論議されますが、大きな誤りです。
神から啓示を与えられた民は横社会で良いのですが、社会が築く性善説の世界は縦でなくてはならないのです。品の無いものはダメですよ。
神との交わりを拒否した我々が横を求めると、最悪の状態になるのはあたりまえなのです。
そこだけ横でいいじゃないというのは甘いのです。

ただし縦社会は上位に徳が備わらなければ機能しません。
差別社会ではだめですし、品がなければ無頼の劣悪なものにもなるでしょう。
格物至知の儒教の縦社会制度は、実は反対であったといいます。目上のための縦ではなく、目下のためのものだったのです。

これからのリーダーは徳を備え哲学が喋れる者であることは、言うまでもありません。
その場合、ある一つのレールに沿った性悪説よりも、様々な哲学を語れる我々の方が有利になることは言うまでもありません。
また逆に、とんでもない愚哲学を信じる危険もあります。
だから掣圏真陰流では陽明学を学ぶのです。

私の弟子である、これからの武道家の人間像が見えますね。
いつ日本人が自信に満ちた民になるのでしょう、すごく楽しみです。

2011/04/30(土)

佐山武道とは、規範精神と戦闘精神の育成です。

規範はモラル性を問うものと、文化を問うものがあり、前者は世界の規範に合わせたもの。
後者は我が国の普遍的文化の姿勢を、歴史に照らし合わせ構築したものです。

戦闘精神は、わが国に流れる武士の戦闘心を、精神科学と大脳生理学とを合わせ、現代科学で立証させ、さらに進化させたものです。

佐山は学生時代、スポーツばかりで勉強は皆無でしたが、格闘技に疑問を持ち、格闘よりも精神性が重要と考え、三十代からは徹底的に科学を取得しました。

すべて日本のためと思っていたのです。

今では精神の何かをつかみ、自己催眠から他者催眠や特殊なものまで身につけ、歴史の真実をつかみ、この国に貢献できる教育が出来ると確信しています。

絶対に優秀です。私は本物を造る性分があることは知っていますか?しかも超をつけます。

他者催眠では療法的なことも十分以上に心得ています。

ただし、この国では何故か欧米などと違い、精神科学がかなり遅れています。

精神基底で後れをとり、精神術でも遅れている我が国、タイガーウッズなど一流選手が催眠セラピーを行っているのは有名で、PTSDなどにも広く使われているのですが・・・。

サムライが解り、歴史の真実が解り、心が造られる佐山武道が理解されるのはいつごろでしょうね。

世界一へ向かってさらに邁進します。

平和ボケとフランクフルトシューレ思想に侵された我が国、いいかげんに目覚めないといけませんよね。

心技体と信義態 これなければ心は崩れますよ。

2011/04/19(月)

ダメだ!日本を元気にしないとダメになる。

タイガーマスクとして、もう一度、最高潮にあげようと思う。日本のために。

掣圏真陰流は最高緒傑作だが、この一二年となると間に合わない。
間に合えば間に合ったでよい。

日本のために何をやれば良いか分かっているつもりである。

2011/04/15(金) 心のレベルはいかがですか?

貴方が情動を感知する時、禅の世界では「のぼせ」と言います。

情動とは「怖い」「不安」「悲しい」「怒り」「喜び」ですが、この中で怖いと不安は同じ位置とします。
武道が心の強化なら、これらの情動をヒビかせない「不動心」が主流となります。

一方、禅では「悟り」を開くことが目的とされ、無の世界に入る事を目的とします。
同じシステムなんです、不動心と悟り。

もう一つ同じものがあります。

貴方が情動を感知するとき、心臓がドキドキし、体に力が入り、血圧が上がるなど様々なことが体に起こります。
自分ではコントロール出来ない神経の動きです。
起こるべくして起こるなら表ですが、起こらざるべくして起こるのは、深い位置、陰の動きです。

両者とも同じシステムです。
脳の扁桃帯から副腎質ホルモン刺激ホルモンが分泌され、副腎で糖質コルチコイドからアドレナリンに変化し、交感神経を上げ、自律神経のバランスを崩します。
禅も瞑想も変性意識というトランス(麻薬とは関係ありません)状態に入り、もう一つの神経、副交感神経を上げバランスを整えるのです。
トランスは暗示にも深く関与します。これらを科学的に導くのが催眠です。
催眠術ではありません。犬になったり、辛いものが食べられても意味がありません。
自己の内部、陰を変えるのです。自律神経安定を目的とした催眠法とでもいうものです。
武道という情動の最大限をよく知ればその状態は手に取るように解ります。

心を安定させると情動が安定します。

この国は催眠偽意識という迷信に陥っています。
またインチキも堂々とはびこっています。私はいつでも超本格思想ですよね。

タイガーマスクを名乗らず、早く被災地に行ってあげたい。
こちらでも震災についてのものはボランティアで見ますから遠慮無く来てください。
15分から30分で十分です。

ファン意識で来るのは絶対ダメですよ。

2011/04/12(火)

いよいよ武士道 掣圏真陰流 神楽坂スタジオがオープンします。
実はこの半年間、その準備にほとんどの時間を割いておりました。
私生涯のまとめです。道幸さんの「リアル不動心」では圧倒的な支持を受けておりますが、いよいよ神楽坂で実践します。

本郷の興義館は戦闘生理学等および催眠心理学の研究所と、プロ選手専用の道場となり、興義館のアマチュアの方は全員、神楽坂に移動していただきます。
その際入会金はいりません。

ただし、神楽坂スタジオは格闘技のみの道場ではありません。
かねてより私が目指しておりました、世界でも初めての精神武道の道場です。
もちろん体力や格闘性も維持されますが、趣旨は精神面と礼儀の道場となります。
掣圏真陰流は日本の威信をかけ精神に基準を置いて造った武道です。
精神道場といってもエイヤー!とやるものではありません。

その目的は、人間を造ること、不動心の育成です。

礼儀正しく正義や勇気を知る、凄い人間が幾人も育まれるでしょう。
私はこういう者をエリートと呼びます。

掣圏真陰流をやれば、不動心が生まれ、心をコントロール出来、いつのまにか日本人が忘れた、礼に始まり礼に終わる人格を造り、自信を持てるようになります。

女性だって同じです。
神楽座スタジオはかえって女性のドレッシングルームの方が完備されています。
精神を造る佐山流居合は女性にも醍醐味がありますよ。

礼儀作法から始まり、精神を造る「居合」、「歴史学」「陽明学」「士禅」「精神術」、
「体術」は総合を入れた、市街地型実戦武道を行います。

場所は神楽坂のメイン通りに面したビル、神楽坂テラスの3階で、隣接するシガーバー「虎」と合わせると、約100坪の道場です。
練習後はバー「虎」で、ゆっくりとくつろぐつもりです。

ちなみにバーの看板の虎という字は、あのキックの鉄人、藤原先生に書いてもらいました。
道場の正面は鎧と刀と毘沙門天の掛け軸がありますが、藤原先生には「侍」という字も書いてもらっています。
半年もしたら凄く価値が出そうな気がします。

サンドバックは計11個、中でも三つはホットヨガならず、ホットサンドという、40度くらいの温室において練習するようになっています。
道場一面の畳は、武道では最高のものを使用しています。
フリーウエイトではありませんが、充実したウエイトの機械も設置しています。
もちろん私のセラピールームもあります。
簡単には言い表せませんが、まだ秘密の設備があります。もの凄い道場です。
全国にこの思想を広げていくつもりです。

内緒ですが、さらに凄い設備があります。

このビルはすでに神楽坂の名所になっているようで、一階にペットサロンがあり、有名なパン屋さんのカフェもあります。
さらに二階は最高に美味しい中国料理があり、三階が我が道場でバー虎があります。
四階は神楽坂一のクラブで、五階には最新の設備を整えたシュミレーションゴルフのバーがあるのです。

会議で問題になったのは藤原先生です。

先生自体をシュミレーションした場合、まず一階のカフェで「酒はないのか!」と言い、そこでは我慢してコーヒーを飲み、二階で老酒をあおるはずです。
調子が上がったところで、三階へやってきて「俺が書いた文字のバーだぞ」と本格的に飲み始めるでしょう。
そのまま四階のクラブでへべれけになり、五階にやって来ます。

五階はちょっとレベルの違う最新の機械が置いてあります。壊されたらたまったものではありません。
シュミレーションゴルフはスクリーンで世界のゴルフ場が映りだされ、打ったボールは数カ所のカメラから計算されて正確にスクリーンの中を飛んで行きます。まるで本物です。

先生は最新文明を知るはずもなく、しかも酔っています、そんなことが理解できるわけがありません。
必ずスクリーンの方へ歩き、前へ進めないと怒りだすはずです。

そこで個室に仕掛けがあります。
係員が誘導しある所に先生を位置させます。

ひもを引けば床に穴が開き、一階のペットサロンの檻の中に落ちるのです。

2011/03/16(水) 明治の原動「教育勅語」

私達の祖先は、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をはじめたものです。 そして、人は忠孝両全の道を完うして、全員が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、美事な成果をあげて参りました。

これは日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、教育の根本もまた、道義立国の達成にあります。

子は親に孝養をつくし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じあい、そして自分の言動をつつしみ、すべての人々に愛の手をさしのべ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格をみがき、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心をささげて、平和と、安全に奉仕しなければなりません。

そして、これらのことは、善良な国民としての当然のつとめであるばかりでなく、また、私達の祖先が今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、更にいっそう明らかにすることでもあります。

このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、このおしえは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、まちがいのない道であります。

2011/03/16(水)

心の不安にはいくつかの種類があります。

人間は必ず復活する機能を持ち合わせています。
試合前に緊張していた選手が、試合に入ると緊張が無くなり闘いに向かっていけるのも、その復活機能です。
もちろん試合でも緊張が取れず負けてしまう者や、ドーパミンを生み、より活躍する者もいます。

いずれにしてもその高レベルの精神法は、不安の除去から始まるもので、自分ではコントロールできない自律神経が大きく関係しているといわれています。
本能は自律神経を動かしているのです。

変性意識は、自律神経を鎮める方に大きく関与しています。
催眠による沈静は強力なものですが、変性法を行うまでもなく、様々な呼吸法で改善されます。
そしてその呼吸法そのものが、変性意識へ導かれる方法でもあるのです(不安の改善くらいならば、変性意識に入らずとも構いません)。

重圧期で不安を抱く場合、その呼吸法は…
寝ている状態ても座っている状態ても構いません、リラックスして目を閉じて軽い深呼吸をします。
息を吸って、息をはくときに「うー」という声が枯れたような発音を、内部腹筋でお腹の中から出すようにし、なるべく長く抑えめにして出します。
息が切れたらまた普通に息を吸って何度も繰り返します。
その時、息を吐くときに、肩の力が抜けて行くようにすると、より変性意識状態に入って行きます。
五分から十分で、心が晴れてきます。
不動心の生理的な一部なのです。

気力と勇気は、このリセットから生まれてきます。

2011/02/10(金)

先日NHKから取材を受けました。

タイガーマスク運動の影響でこれまでにも取材の依頼が来ていましたが、
善意の活動に便乗して自分が出るようなことはしたくありませんので、すべてお断りしてきました。

しかし今回、信頼できる方のご紹介ということもあり
取材を受けることにいたしました。

常にお話しているとおり、私がやりたいことは武士道、武道精神の復活です。
何が起きてもこの点がぶれることはありません。
ここに新武道『武道 掣圏』を完成させることも含まれています。
新武道『武道 掣圏』の映像はこちらから見ることができます)

2011/01/08(土)

嬉しくて眠れず、寝てもその事が夢にまで出てきた。
皆さんはサイエンスZERO 第六感を見たでしょうか?
今までやって来たことが俄然正しいかったと確信し、それ以上に番組では、変性意識状態の脳の動きまでやってくれました。
最新の脳科学でメスが入ったのです。
掣圏真陰流は益々坂を上がって行きます。